
『透す窓』
Material:木材、亜麻、タックス
Size:φ2870、D38 mm
Year:2017
目の前に置かれたリンゴひとつに様々な考えが一人ひとりに生まれる。
それはリンゴを捉えた視界が透明に無数に同時に存在しているようだ。だけど人はどこへ行ってもその無数の視界を見に行けない。
今ある視界から向こうにあるであろう誰かの視界を、自分の視界を通して想像するほかに術がない。
リンゴは誰かとの境界で限界を担っている。見えない先の誰かについてどう考えればいいのか。
キャンバスに穴をあける。
描かれるキャンバスを目の前に様々な考えが一人ひとりに生まれる。
それはキャンバスをきっかけに考えが行き交う窓のようだ。だけど人はどこへ行っても窓の外には出られない。
その窓から向こうにいるであろう誰かを、自分を通して想像するほかに術がない。
キャンバスは窓であり、誰かとの境界で限界を担っている。計り知れない窓の向こう側を必死に覗きたいと思う。
キャンバスに穴をあける。








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